こんにちは!毎日暑い日が続いてますね!熱中症の方も増えてるそうです:;(∩´﹏`∩);:
みなさんお気をつけてくださいねっ
さてさて今回は主催イベントのお話。
子供さんや初心者さん向けではなく、ボードゲーム制作者さんのための、いわゆる「テストプレイ会」を開いてまいりました!
今回のテーマは「新作テストとそのプレゼンテーション」でして、普段制作者ではない方に来ていただく事ってあまりないのですが、一般のプレイヤーさんにテストをしてもらいつつ、「欲しい!」と思えるようなプレゼンをするのが目標と、少し変わった意図と目的を持った実験会でした。
結論から言うと、大成功でした!
プレイヤーさんは楽しく遊べて新作の体験もでき、「欲しいゲームが増えた!」と喜んでいただけましたし、
制作者サイドはテストが出来て自信もつき、(ここが今回目指したかった所なのですが)自分のゲームをアピールする事に少しは慣れてくださったと思います!
昨今ボードゲームをご自分で作られゲームマーケットに出展する制作者さんはどんどん増えていて、嬉しい反面ひとつひとつの作品が目立ちにくくなってきてしまいました。
となると必要なのは宣伝などですが、その際「どれだけ作品に自信を持っているように見えるのか」というのが1番大事だと僕は思っています。
僕にゲームのご紹介を任せていただけるならいくらでも良いところをお教えできるのですが、同じ制作者の立場では見え方も受け方も変わってきてしまいます。変な話、「普通のゲーマーさん」の一言の方がよっぽど刺さります。
あくまで持論なのですが、制作に踏み切って完成まで持っていっている以上、その作品は大前提として「超面白いもの」と断定していいはずです。その上でアピールできればいいのですが、如何せん踏み出すには勇気と自信が必要です。
その自信の付け方として、自分からプレゼンをするということにみんなが慣れることが出来れば、さらに良くならないかなぁと思ったのが今回の主催の経緯でございました。
僕からは感想を一言だけ。楽しかったです!うひょー!
というわけで、以下は自分の持っていったゲームのご紹介と、遊んだもののレビューとなります。よければご参考にしてください!
ギユゲームそのいち
「ヒーローコロシアム」
今年の秋に頒布いたします、手の内丸見えフルオープン型じゃんけんゲーム!
プレイヤーは最強装備のやりこみ済み勇者パーティー。全てのイベントをこなしてラスボスも裏ボスもカジノまで攻略したパーティーに、エンディング前の王様が余計な一言を発します。
「んで、誰が1番強いんじゃ???」
全員で裏向きにカードを出して、数字が最大のカードと最小のカードでじゃんけん!結果に応じて他のみんなにダメージが入り、3点受けたら脱落というバトルロワイアル!
苦楽を共にした仲間ですので、手の内はバッチリ見えてしまっているのがキモ。
相手の攻撃を読みきって、目指せ最強of最強!
キャラクターが六種類いるので、お好みのキャラで頑張りましょう。
アートワークなんかは鋭意制作中ですー!今月中に入稿終わるはず。
ギユゲームそのに
「Depths dooM」
Over dooMのシリーズ予定で調整してる超変則型トリックテイキング。dooMシリーズの共通テーマは「自業自得」。勝つも負けるも自分次第のプレイング重視ゲームだったOver dooMと同様、こちらもとにかくプレイングや立ち回りが重要なトリックテイキングです。
カードには2つ数字が書いてあるので、好きな方を出すことができます。
ただし出せるのは「親の指定したカードと同じ色」であり、「前プレイヤーよりも大きな数字」であり、「前ラウンドで自分が出したカードで使わなかった数字以下」。
出せないときは手札を公開してパスをします。そして手札が全て公開になった瞬間…脱落。
自由にカードを出すためには親番を取らねばならず…。しかしカードが出せず…。
なお、手札を公開することで、親番を奪う事もできます。
とにかく苦しい、深海に漂うようなトリテ。
来年春ゲームマーケットにて頒布予定!
ギユゲームそのさん
「お兄ちゃん!ちゃんとしてくださいっ」
プレイヤーは妹です。
一人では何も出来ないクズでどうしようもないお兄ちゃんを、妹達のアイディアで更正させましょう!という協力型ゲーム。
基本的にお兄ちゃんは楽な選択肢しか取らないので、そこにイライラしながら頑張ってアイディアを出すのだ!
なおプレイヤーの中には必ず1人、ダメなお兄ちゃんが愛しくてたまらないヤンデレ妹が居ます。気を付けましょう。
実はテストの度に評判の良かったこの作品。今回「兄はもっとクズをアピールしてよい」との天啓を授かったので、さらに面白くなります。おほー。
来年秋ゲームマーケット頒布予定!
ボボンボンボジワーイ連邦ゲームそのいち
「リアルファイトしょうぎ」
今回ボ連さんに声をかけたのはこのゲームがあったからと言っても過言ではない。マジで。
全六種類の駒をお互い裏向きに準備して、自分のターンに1つだけ進める。それだけ。
重なった瞬間、初めて駒を表向きにして、そこで勝負!
写真だと「あっちむいてホイ」と「じゃんけん」の駒が対決しております。
ので、2つの異なる種目を「同時にこなして」勝利を目指しましょう。天才かよ。
個人的にヤバい組み合わせは、「あっちむいてホイ」と「10秒数える」。10秒って長いし短いんだぞ…。
秋ゲームマーケット頒布予定!
ボボンボンボジワーイ連邦ゲームそのに
「じゃしんとおたから」
おたからを揃えてお金を稼ぐ神経衰弱ゲーム。
ハズレカードが多いけど、サクサク進行していい感じ!
ただし1枚しかない「予兆」のカードは場に残り続け、そのタイミングで「邪神」が出ると…ゲームオーバー!!!
たった1人だけ邪神復活を目指すプレイヤーがいるのもキモ。復活する前におたからを取り尽くして逃げるのだ!
シンプルながらもよく寝られたカード効果で分かりやすい。短いのもあるんだけど、5回やりました←
これ好き!頒布時期未定。
ボボンボンボジワーイ連邦ゲームそのさん
「アブストラクト(仮)」
「ちょっと思い付いたんだ~~」じゃねえんだよな。なんだこの完成度は…
各プレイヤーは自分の色のコマを1ヶ所に「好きなだけ」入れることが出来る。入れたら2個だけ補充する。
各マスには9個までコマが入るから、1番入ってる色のプレイヤーがそのマスを占有する。
3ヵ所1列に取るか、4ヶ所取ったら即時勝利。もしくは入れられなくなったらたくさん占有してる人の勝利。
四人か二人で出来るんだけど、これいいなぁ。
もっと良くなりそうなアイディアも出たので、今後が楽しみ。
ちなみに1番感動したのは、「ゲームが終わったらそのまましまえる。片付けも同時に出来る」。天才かよ。
こちらも頒布時期未定。
BBBoxゲーム
「ヒ秘」
最近よくお話を聞くオババさんの動物ゲーム!
簡単にいうとご飯を集めてヒヒを増やしてヒョウに襲われてハンターに狙われてそれでも強く生きていくゲームです←
移動範囲が自由にない中、入れ替わったり燃え移ったりするタイルをめくって必死に生き延びるのだ。
ヒヒは夜を越える度に強くなるので、能力を使ってサバンナの王者を目指す!
めくったタイルは捨てられたり残ったりもするので、大事なタイルを覚えておきたい神経衰弱要素も重要。
少ない選択肢をやりくりするので、覚えれば小学校中学年くらいからいけますかね。
カジュアルに楽しめる、初級者向けの中量級としても出せそう!
秋ゲームマーケット頒布予定!
杓子兵器ゲーム
「レガリアム(仮)」
アリアドネーで一気に知名度をあげた雨崎くんの新作は「縮小再生産型リソースマネジメント」!
少ない資源をやりくりして、この島を開拓していくのだ!
世界観やキャラクターはアリアドネーを引き継いでいるので、素敵にスピンオフ作品です。
2~5人用で現在調整中とのこと。
「そんなに重くないです!」って言ってましたが、結局二時間近くかかるようですね(笑)
そもそもキャラクター固有のパラメータをもってして、資源を集めてテントを立てて…30分で終わるわけがないですねこれ。
秋ゲームマーケット頒布予定!
僕自身も普通に楽しんでいたゲーム会でした。
今後希望が多いようなら、こういったゲーム会は積極的に開催できればいいなと思いますが、多分僕以外にも開く人が増えるような仕組みが作れれば一番いいんだろうなぁ。
やや長くなってしまいましたが、今日はこの辺で!
今後関わったイベントがズンドコ出てきますので、ブログの更新も頑張りますー!よろしくお願いしますっ!